JBC2023審査会について
★審査会について 2023.2.1 up!!!
今回の審査品目は、下記の5品目です。
・淡色ラガー部門(Light Lager category)
・淡色エール部門(Light Ale category)
・IPA部門(IPA category)
・小麦部門(Wheat category)
・濃色部門(Dark category)
JBC23審査会出品のご案内.docx
★審査基準
審査は、ノーディスカッション・完全順位制で進行していきます。1つのテーブルに6~12個のビールがブラインドで並べられ、そのビールを「アロマ」「ボディ」「フレーヴァー」「ドリンカビリティ」などを踏まえ、造り手にしか解らないような細かい部分も含めて『ブルワー目線で、そのビールが技術的に優れていて、且つJAPAN BREWERS CUPとして表彰するに値するか』という基準で1~12位までの順位を付けていきます。出品ブルワリーがプライドを持ってそれぞれに出品した意思を尊重し、審査を進めていきます。今回の審査品目は下記の5スタイルです。
・淡色ラガー部門(Light Lager category)
・淡色エール部門(Light Ale category)
・IPA部門(IPA category)
・小麦部門(Wheat category)
・濃色部門(Dark category)
万が一、淡色ラガー部門にスタウトが出品されるような間違いがあった場合は、そのテーブルの審査員とオブザーバー藤原氏との協議により、そのビールを除外できますので直ぐスタッフをお呼びください。
1テーブルに審査員は6名で行い、その順位の合計点(ex:6人の審査員が全て1位を付けた場合6点、全て6位を付けた場合36点となる)が低いビールが次のラウンドへ進んでいきます。3ラウンド制で行い、決勝は6~10個のビールを36名で審査し、その合計点にて争われます。決勝3位以内で同点となった場合には同時受賞となります。※例年出品数の多いIPAは4ラウンド制となることが予測されます。
ブルワーの意図を伝える為に、初期糖度の他にもビアスタイルや特別な原材料などを審査員に明示しています。淡色ラガー部門であれば、「ボヘミアン」「ジャーマン」「へレス」等。IPA部門では「アメリカンIPA」「イングリッシュIPA」「ヘイジーIPA」「フルーツIPA」「IPL(ラガー酵母使用)」等々。
ブルワーの意図を汲み取って審査を進めていくことになります。細かいスタイルにつきましては、World Beer Cupのスタイルガイドラインを参照ください。スタイルに合致しているかどうかは審査の基準にはなりませんが、どういう意図で作っているかの参考にしてください。↓↓↓
https://www.worldbeercup.org/participate/beer-styles/
下図は、実際の結果の一例です。審査員の付けた合計点が低いビール上位3位までが2回戦に進みます。
★淡色ラガー部門審査対象
Bohemian Pilsner, German Pils, European Lager, Helles, Dortmunder Export, International Lager, Asian light lager, American light lager, American hoppy pilsner, Italian Pilsner, その他ピルスナースタイルと判断できるものを対象とします。米、コーンスターチ等の一般的にピルスナーを造る際に使用される副原料を使ったものも対象です。ただし、商品名に「@@@ピルスナー」と記載されていても、りんごなどの果実を使ったものや、フレーヴァービールと認識されるもの、ハイアルコールのものは対象外です。ゆずピルスナーなど柑橘類を使ったピルスナーは、過去に主催側のミスで対象としてしまっていましたが、今回は対象外とさせていただきます。アルコール(ABV)が5.9%以下であれば対象となります。
※ビール、発泡酒は不問。
※ビアスタイルと初期糖度を審査員全員に明示します。
OG:1.037~1.057(Plato:9~14°)
SRM:2~7(今回より最大10→7に変更しました)
IBU:5~65
ABV:3.5~5.9%
★淡色エール部門審査対象
American Pale Ale, English Pale Ale, Australian Pale Ale, Belgian Pale Ale, Golden/Blonde Ale, Extra Special Bitter, Ordinary Bitter, English Summer Ale, Kölsch, Hazy Pale Ale
新設されたこのカテゴリーは、ペールエール・ゴールデンエールに加え、ケルシュなどの淡色エールも含めたライトカラーのエール部門です。SRMは最大9までを対象とします(市販カラーチャートを参考にしてください)。アルコール(ABV)が5.9%以下であれば対象となります。アルコール6.0%以上のストロングペールエールは、IPA部門となりますのでお気を付けください。なお、フルーツエールや、ランビックなど特殊酵母のフレーヴァーが支配的なビールは対象外となります。
※ビール、発泡酒は不問。
※ビアスタイルと初期糖度を審査員全員に明示します。
OG:1.037~1.057(Plato:9~14°)
SRM:2~9(今回より最大10→9に変更しました)
IBU:5~65
ABV:3.5~5.9%
★IPA部門審査対象
American IPA, Hazy IPA(New England IPA, Juicy IPA), Hazy Double IPA, English IPA, American Strong Pale Ale, Session IPA, Brut IPA, White IPA, Belgian IPA, India Pale Lager, Red IPA, Double IPA
その他、商品名に「IPA」と入っているものや、特殊なイーストを使ったIPA、グレープフルーツ等の果物を使ったIPA、その他副原料を用いたオリジナリティ溢れるIPAも含みます。アルコール(ABV)が9.0%以下であれば対象となります。商品名に「IPA」と入っていなくても、IPAスタイルと判断できるものは対象となります。
※ビール、発泡酒は不問。
※ビアスタイルと初期糖度を審査員全員に明示します。
OG:1.037~1.083(Plato:9~20°)
SRM:3~40
IBU:26~120
ABV:3.5~9.0%
★小麦部門審査対象
Hefe Weizen, Cristal Weizen, American Wheat, Cristal Wheat, Belgian Witbier(White), Saison, Weizen Bock, Dunkel Weizen, Dunkel Weizen Bock, Fruit Wheat, Wheat Lager
小麦や小麦麦芽を合計30%以上使ったものに限ります。酵母の濾過・無濾過は不問です。また今回、ホワイトIPAはIPA部門となりますのでお気を付けください。
※ビール、発泡酒は不問。
※ビアスタイルと初期糖度を審査員全員に明示します。
OG:1.037~1.083(Plato:9~20°)
SRM:1~40
IBU:不問
ABV:3.5~9.0%
★濃色部門審査対象
Brown Porter, Robust Porter, Smoked Porter, Coffee Stout/Porter, Dry Stout, American Stout, Oatmeal Stout, Imperial Stout/Porter, Barrel-Aged Strong Stout/Porter, Schwarz, Dunkel, Bohemian Dark Lager, Brown Ale, Scottish Ale, Barley Wine, Bock
SRM25以上のビールを対象とします。スタイルではなく、カラーを部門にしている為、今回は範囲を広めに構えております。また今回、ブラックIPAはIPA部門、デュンケルヴァイツェンは小麦系部門となりますのでお気を付けください。バーレイワイン等は、SRMが25以上のモノは対象ですが、審査当日にサービングした際にSRMが25より低いと判断した場合は除外させていただきます。
※ビール、発泡酒は不問。
※ビアスタイルと初期糖度を審査員全員に明示します。
OG:不問
SRM:25以上
IBU:不問
ABV:不問